2015年11月14日
スキル・セッションショートプログラム 「ファシリテーション」

2014年11月19日に開講した「インタラクティブ・ティーチング」講座は、2016年2月時点(第1期~第3期)で43の国と地域より、2万名を超える方々に受講登録いただきました。
年齢層も10代前半から80代までと幅広く、ご職業やご専門も、大学院生や大学教員に限らず、初等中等教育段階の教師の方々や、民間企業で人材開発に携わっている方、医療や看護の分野で次世代の育成や教育を担っている方など、多岐にわたります。
選考を経て、20名限定のリアル・セッション(対面型授業)にご参加いただいたオンライン講座修了者の方々も、20代から50代までと年齢層の幅は広く、多分野の知見を出し合って、ともに学び合う場をつくり上げてくださいました。
(神奈川県20代女性、大学院生)
(東京都40代女性、大学院生)
(石川県30代女性、大学常勤教員)
(愛知県30代男性、大学常勤教員)
(福岡県50代女性、大学常勤教員)
(神奈川県50代女性、大学常勤教員)
(福岡県40代女性、大学非常勤教員)
(京都府20代男性、高校教諭)
(埼玉県40代女性、高校教諭)
(アメリカ40代女性、高校教諭)
(東京都50代男性、高校教諭)
(山形県30代男性、大学図書館職員)
(広島県40代女性、大学職員学生支援関係)
(東京都30代女性、自営業/自由業)
(石川県40代男性、正社員)
(神奈川県30代女性、契約社員/派遣社員)
前川修一さん
(明光学園中・高等学校 教諭)
私の受講生活は波乱万丈でした。2学期は勤務校の予定もびっしり、とても続かないのではと不安でした。第1週こそ余裕の満点でしたが、第2週から仕事に追われはじめてテストをすっぽかし、第3週は月曜日が締切りと人に聞いて、朝からテストを解き始めたら終了時間の9:00がきました。第4週はボタンの押し間違いで1問目しか得点できず・・・。しかし、ようやくここから火がつき、第5週から第8週までは満点。最終レポート①の1点減を除いては、レポート②および③は満点をいただき、総点77点で通過しました。 学びの渦に巻き込まれるコースデザインの素晴らしさに驚嘆しています!私の課題は、やはり定着でした。ただ動画を見ただけではだめで、レポートを書くときに、既習事項を忘れていて痛感しました。振り返りができるように、メモやポートフォリオ化を進めておくことをおすすめします。松村佳世さん
(大学職員)
私はスマホを持っていないので、仕事が終わったあとや週末に、自宅のパソコンを使って学習していました。忙しくてなかなか時間が取れないときは、2週間分を連休中に視聴することで、締め切りに追いつくことができました。 興味のあるところや分かりにくかったところは何度でも確認できるところがとても助かりました。また、ディスカッションボードで、同じ受講者の方と議論や質問ができることで興味が広がりました。 ちょうど、大学の授業をお手伝いすることになり、アクティブラーニングについて勉強しはじめたところだったので、話し方のコツや振り返りの重要さ、授業をいかにデザインするかなど、毎回の授業にそのまま生かせるヒントがたくさんあって、ワクワクしながら学ぶことができました。小林恭士さん
(宮城教育大学 理科教育講座 准教授)
いつの時代も教師にとって変わらないもの。それは学生の成長を願うまなざし。そんなワクワクした瞬間に立ち会いたくて、私は「インタラクティブ・ ティーチング」を受講しました。デザインされた8週間のオンライン講義では、巻き戻し、一時停止など利用しながら「まるで自分も画面の中!」という感覚で受講することができました。 私たちの国、日本では「学びの在り方」がいま大きく変わろうとしています。「教師の在り方」にも変革が求められる中で、決して変わらない教師の姿、それは学び続ける教師像です。アクティブ・ラーニングの本質は、学び手が「学びの当事者」になって成長してゆくこと。そんなことを想いながら、私は教員養成の現場で「インタラクティブ・ティーチング」を実践しています。樋口隆史さん
(大学図書館職員)
専門や職種に限らず、後進を育てることを避けては通れないため、「教える」という仕事は必ずついて回ります。また、今日のビジネスの現場では、1人ですべての仕事を完遂する機会は減り、得意分野を持ち寄ってチームごと、あるいはプロジェクトごとに成果を出さなければならない機会が多くなっているのではないでしょうか。 本講座は「教えること」に携わるすべての方に向けたコンテンツとなっており、非常に理解しやすく、役立つ内容が満載です。講師と学生が「ともに学ぶ」ということを、オンライン講義のメリットを最大限に活かしながら可視化できる内容となっており、対話スキルの重要性の他、多くの気付きや学びを与えてくれます。今後、本講座で学んだ内容を「自身が経験してきたことをうまく相手に伝える」という場面などにおいて活用していきたいと考えています。2015年11月14日
2015年11月01日