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インタラクティブ・ティーチング

(日本語) ナレッジセッション

WEEK 7 キャリアパスを考える1 大学教員としてのあり方(日本語) 2.変わりゆく大学

(日本語)
(日本語) 皆さん、こんにちは。
皆さん、こんにちは。
こんにちは。
インタラクティブ・ティーチング第7週「キャリアパスを考える1」として、大学教員のあり方について取り上げます。そしてこのセッションではまず1つ目として、変わりゆく大学を学んできたいと思います。まず本題に入る前に目的です。大学教員として今求められることを理解し、そのあり方について考えることができる。そしてこのセッションの到達目標は、この3つある内の1つ目です。日本の高等教育の概要を説明できるです。よろしいですか。で、目次です。日本の高等教育についてざっくりですがオーバービューをしたいと思います。そしてまとめにいきたいと思います。
まずでは日本の高等教育ですね。今皆さんはあの大学院生さんなんですけれども、高等教育機関というのはどのようなものがありますでしょうか。それらをいくつか種類があるんですけれども挙げてみてほしいんですが、少し左右でお隣同士で相談してみてください。いいですか。では、改めて言われると何が高等教育機関だっけってなりますよね。寺本さんどうでしょう。
高校、大学、大学院、専門学校、短大かなっていう感じです。
5個挙げてもらいました。
はい。この中で今おっしゃっていただいた高校っていうのは初等、中等の中等に入るんですよね。で、今皆さんがいらっしゃる大学、大学院含みますが、大学そして短期大学、それから高等専門学校いわゆる高専と呼ばれているものです。そして専門学校と。で、ただ教育、学校基本調査として文部科学省が調査をずっとしているのは、この3つですね。大学、短大、高専と。この3種類になります。で、ここからは先ほど見たように、高等教育機関いくつかあるんですけれども、大学を中心に取り上げていきたいと思います。ではですね、ここで問題なんですけれども、日本の大学の数っていったいいくつあるんでしょうかっていうのを全部を知った上で、大学を選んでいるわけじゃないと思うんですけど、普段あまり意識されないと思うんですが、いくつぐらいあると思われますか。300、800、1,500とありますが、お手元にクリッカーあると思いますので今どれかと思うのを押してみてください。では全員回答いただきましたので見てみると、1,500と答えた方が結構多いですね。300で、800が一番少ないという結果になってますが、実際にはですね、約800あります。日本全体として800の大学があります。で、その内訳をじゃあ見てみますが、現在ですね、平成25年の学校基本調査によると、大学数は全部で782あります。ですので、約800弱ということになります。国立大学は86、公立大学が約同数の90。そして私立大学と。私立の割合が77.5%と。こういう内訳になっています。そして次に学生数ですが、286万人の方が今大学生、大学院生であり、教員数としては大学教員の方々は、18万人いると。こういう感じになっているんですね。で、続いてですが大学、じゃあ約800ある大学なんですけれども、時々多いとか少ないとかって言われるのと共に全入時代っていうキーワードが時々聞かれるんですけど、聞いたことある方どのくらいいらっしゃいますか。ありがとうございます。全員。ニュースや新聞などで目にすると思います。実際に、じゃあ全入時代ってどういうことというのを問うてみたいんですが、まず1つ目としてこれは、18歳人口と大学の入学定員が同じ。つまり大学に入れる年齢の方々、飛び級とかは置いといて、入れる方々の人口と大学の入学できるその定員総数が同じである。その状態が1番。で、2番目としては大学に入りたい、進学したいと思う総数と大学定員が総数が同じあるいはそれ以上。そうしたこの2択のどちらだと思いますか。これもちょっとお手元のクリッカーで押してみてください。1番か2番を押してみてください。どちらかというと2番のほうに回答された方が多いんですが、そうなんですね。実際には、こちらの大学進学希望者総数と大学入学定員総数が同じと。希望したいと思ったら、どこかには入れるという状態を全入時代といいます。この言葉も結構聞かれる、耳にすること多いと思うので、こちらの意味だと覚えておいてください。つまりですね、大学への進学希望者が進学先を選り好みをしなければ、どこかには入れる状態。競争率の高いところは依然として倍率高いので入りづらいはづらいんですが、その選り好み、どこでもいい、大学だったらどこでもいいという状態だとどっかには入れるよっていうのが全入時代です。なので、これをもってその大学間の競争が激しくなってくるっていうことをニュースなどでは耳にするかと思います。次にですね、では今その進学希望者が選り好みしなければ入れるという話を押さえたところなんですが、進学率はじゃあ、どれぐらいの人が実際に大学に行っているのか、日本では今どれぐらいの人が行っているのかということで約25%の人が大学に進む。50%の人が進む。75%の人が進むのどれだと思いますか。皆さんのまわりはきっと大学に進む人がほとんどだったかもしれませんが、押してみてください。よろしいですか。やっぱり25は0%ですね。誰も25%の進学率と回答された方はこの中にはいらっしゃいません。75%の人が進学しているというのがこの皆さんの中では多いですね。実際にこれどうなっているかというと、実は約50%の進学率です。2人に1人が大学に進むというのが日本の現状になってます。で、これですね、進学率についてのこちら折れ線グラフです。学校基本調査のプロットをこうグラフにしたものなんですけれども、今2014年この辺なので、50%超えたところですね。1990年代からずっとこう上がってきています。ですからこの頃にざっくりいうと約倍ぐらいの進学率になってきているということなんですね。でもこの進学率なんですが、実際にじゃあ、世界的な視点から見るとどうかっていう点でこちら紹介してみたいと思います。これちょっと字が細かいので、今から説明するところだけ注目していただければいいんですが、OECD加盟国の進学率を棒グラフにしたものなんですね。で、この一番端っこにあるこの緑のグラフがOECDの平均になります。で、この平均は62%。進学率が62%ですね。で、日本はどこにあるかというとちょっと赤くこう印つけて色変えてあるんですが、こちら51%。先ほど見た51%になってます。とですね、このOECDの平均から見ると、実はまだ低いんですね。もっと高い国は結構ありますということです。ですから、大学が多すぎるとかいう議論ありますけれども、世界的な話で見るとさほどそんなに進学率としては高く、高くすごく高いわけではないと。いろいろな議論があるわけですけれども、現状としてはこういうところに日本は位置しています。で、いろいろな要因あるんですけれども、大学を取り巻く環境の変化として、先ほど見た進学率の急速な上昇今見ました。それからここではあまり取り上げてませんが、技術が進歩してきています。すごく特にインターネットの普及やこの授業もそうですけれどもMOOCの授業です。オンライン型の授業が出てきたりとか、そうした技術の進歩があります。それから教育自体への関心の高まり。大学自体がじゃあ何を教えてもらっているのかという高まりがあって、それに向けた対応を大学側が迫られています。つまりですね、大学側が対応すべきこととして、進学率の上昇に伴ってですね、多様な学生や学生の質的な変化が起こってきていますし、技術の進歩から学習環境の変化、多様化。いろいろな学習スタイルに大学として対応していかなければいけない。それは直結した形ですね、大学教員自身が変わらなければいけないということになりますし、教育への関心の高まりということで、大学として説明責任、質保証にもきちんと対応していかなくてはいけないというこうしたことが大学として求められています。
ではまとめです。日本の高等教育機関には最初ですね、大学、短大、高専、専門学校があります。そして大学は約800ありまして進学率は51%です。現在ですね。そして現代の大学は質的な変化を迫られていると。ですので、教員自身も変わっていかなければいけないですというのが今回のまとめです。それではこれで終わります。

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