Utokyo faculty development東京大学

インタラクティブ・ティーチング

(日本語) ナレッジセッション

WEEK2 アクティブ・ラーニングの技法(日本語) 2.Think-Pair-Share

(日本語)
(日本語) 皆さん、こんにちは。
皆さん、こんにちは。
こんにちは。
インタラクティブ・ティーチングWEEK2、今週は「アクティブ・ラーニングの技法」です。
そしてこのセッションでは技法の中のこれですね、シンク・ペア・シェアというものについて学んでいきたいと思います。
まず本題に入る前に、今週の目的を確認しておきます。
今週はですね、多様なグループ・ワークの方法の特徴を理解し、実施方法を修得するです。
今回全部で4つ学んでいきます。そしてこのセッションの到達目標は、シンク・ペア・シェアという方法の特徴と実施方法を説明できると。できれば実施できるようになるまでやってもらいたいと思ってます。
目次です。まず、シンク・ペア・シェアとはということで説明をして、それから実施方法について具体的に説明します。そして特徴を押さえてまとめると、こういう流れになっています。いいですか。
では、シンク・ペア・シェアとはですが。実はこれ文字通りなんですけれど、まず単純に訳してもらうといいと思いますね。ホドリーゴさん訳してみてください。
シンクは考える、ペアは二人組、シェアは共有する。
そうですね、ありがとうございます。
今、訳してもらったとおりですね。シンク・ペア・シェアというのは、まず一人で考える、そしてペアになる、そして考えたことを共有あるいは議論したり、意見交換をする。こういう設定をして、議論をですね、ガイドしていく方法です。
特に日本人ですと、こうシャイな、はい、議論してくださいって言っても、こう黙って、こうお見合いになったりとか、こう下向いちゃうとかということが起こりがち、シーンとしてしまうことが多いのを、考えるということをすでに与えておいて、そこからネタを手元にこうおいてから話し合ってもらう。こういうような流れを作る方法です。
では、実施方法、今言ってしまったんですけれども、簡単に説明します。
まず課題を用意します。これ先生ですね。先生が課題を考える。そしてシンクの場所ですね、各自が課題を考える。学生に課題を提示して、各自考えてもらう時間をとります。課題の量とか質とかによりますが、1分、2分とかこう時間を切ってこう考えてもらいます。
そして、ペア・シェアの段階ですね。ペアになり共有します。これ今2人組でこう、こうしゃべっている様子なんですけれども、1人で考えたことを他者と意見交換します。これをですね、さらに今、さっきは2人組でしたけれどもさらにグループを大きくすることもあります。これはバズ・セッションとか呼ばれる、別の名前のものになったりすることもありますが、さらに共有、そしてシェア、さらにこれ今、こっちのグループが発表するような形をとっていますが、さらに全体で共有することもできます。こういう形でシェアの範囲を広げていくことが可能ですね。
つまりもう1回まとめますけれども、1人でまず考えてもらう時間をとって、それからペアになる。そして考えたことを共有、議論、意見交換する。こういう設定をして能動的学習、先ほど議論、議論と言いましたが、能動的学習、こうした自分の中できちんと学んでいくようなところをガイドしていく方法です。
特徴ですが、先ほど口頭では伝えましたけれども、自分の意見を持って議論に参加するという形をつくって議論に加わるための基礎的な方法となります。
だからこれがいろんなこうグループ・ワークのベースになっていきます。
ですので、複雑なグループ・ワークをさせるときに、まず自分の意見を持ってもらうという時間をつくるには非常に応用というか適用しやすい方法ですね。
ではですね、これWEEK1、第1週のところで、じゃあ方法の観点、選んでいく観点をご紹介しましたけれども、これをシンク・ペア・シェアで考えてみたいと思います。
今4つありますけれども、形態としてはどれでしょうか。時間としてはどれでしょうか。構成、大人数講義にではどうだったかちょっと考えてみてください。
これかな、これかなっていうのがあると思いますね。
では、吉田さん。順番に言っていってもらっていいですか。
形態はどうでしょう。
はい、最終的に全体でシェアするというところまでいくなら、ペアから全体までかなと
はい、はい、はい。
思いました。
で、時間としてはだいたい15分ぐらいまでですかね、ぐらいかかる。
そうですね、はい、はい。
構成としては単純。
はい。
大人数講義でもできる気がします。
そうですね。はい、ありがとうございます。
これ私が元々赤で枠で囲ってたので、ここのところまで全体までと答えていただきましたが、発展的にこう作ってもらうならここまで囲いますが、シンク・ペア・シェア、ペアまでとしたらここからここになります。で、おっしゃっていただいたとおり時間は比較的問題の質にもよります、質、量にもよりますのでこれぐらいで、5分ぐらいで止めておくような形ももちろんできますね。構成としては与えて、共有してくださいというような形なので比較的単純で、これが今皆さん8人ですけど、200人とか一応なっても、すごいざわざわってしますけれども、一応それぞれがシェアしているようなことっていうのは実現可能ということで、3つ、適しているでしょうっていうことになります。
で、少し課題について、質とか量とかって先ほど申し上げたんですけれども、シンク・ペア・シェアを作る、考えるときに、学生さんがすぐに課題を出してしまうと雑談を始めてしまうことがあります。普段はとても真面目に聞いてくれている学生さんなのに、こう特に大きい人数だと、こう統制がつかない。どうでもいい話を始めてしまうようなことになってしまうことがあります。これ課題の設定という観点からどうしたらいいでしょう。どういう課題を設定すればいいでしょうか、というのをちょっとじゃあ早速シンク・ペア・シェアでやってみましょうか。まず自分で考えてみてください。例えばどういう課題だったら、自分だったら雑談にならずにすっといけるかな。どういうのだったら雑談になっちゃうな、というのをちょっと考えてみてください。1分ぐらい時間とりますね。
だいたい挙がりましたか。では、組になって中村さんと寺本さん、小澤さんと水越さん、で、組になって。はい。やってください。

はい、だいたいいいですか、はい。
ではかなりいろいろな観点がでてきていると思います。では寺本さんお願いします。
はい、雑談にならないためにということで課題が明確である必要があるなと思いました。
ただ明確であったとしても、学生が難しすぎたら話ができなくなってしまうので、難易度を適切に設定して学生のモチベーションを保ちつつ、課題設定していくっていうことが大事だと思いました。
はい、ありがとうございます。
私が用意したものよりさらにいいことを言っていただいたんですが、明確な課題設定ですね、これがぼやけてしまうと何していいのか、迷子になってしまって、もう今日このあとどうするみたいな話になってしまう。
で、モチベーションのところに私それ含めてしまったんですが、書き出した方がいいですね。学生さんのレベルにあったものを出さないと、もう難しすぎたら手がつけられないし、簡単だったらもうつまんなくてやる気しないっていうようなこと、明確に課題を、課題じゃない、質をきちんと学生さんのレベルにあわせたものを設定すると。それからモチベーションが起こるような内容にする。そうしたことが必要かと思います。これはどのワークにも言えることなんですが、このシンク・ペア・シェアはいろんなワークの土台になるところですので、まず課題においてこのあたり、しっかり押さえておいてください。
では、まとめです。
まずですね、このシンク・ペア・シェア自体が意見交換の前に考える時間を確保するという議論の主体的参加を促す構造をもつ方法であるということです。
それから、先ほど挙げました明確な課題設定を行うこと。モチベーションを高めることもそうですね。
そしてこれはいろんなワークの基礎として利用できる方法です。是非使えるようになっていただけるといいかと思います。
ではこのセッションこれで終わります。

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