} 沿革 - 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学

東大FDについて

これまでの沿革

昨今、高等教育改革において、大学教員の教育能力の向上や豊かな学習環境の整備について必要性が主張されています。
東京大学では2011年から、教育企画室(現在は廃止)においてFDの現状を見直し、その将来のあり方について全学的観点から議論を積み重ねてきました。

これまでの沿革

東京大学は中期的ビジョン「東京大学の行動シナリオ FOREST 2015」(平成23年度改訂版)において「教員の職能開発(FD)の実施方針の策定と効果的な推進」を明記し、その下で次の4つの取り組みを推進してきました。

  • 1

    東京大学としてのFDの理念を定め、その全学的合意を得ること

  • 2

    各部局で行われている、教員へのFDの現状を組織調査によって特に明らかにし、
    各部局へ定期的にフィードバックすること

  • 3

    個々の部局で行うよりは全学で行った方が一層機能する、大学院生向けプレFDおよび若手教職員向けFDを、
    全学のプロジェクトとして推進すること

  • 4

    東京大学のFDを全国に提供すること

「行動シナリオ」の成果は2015年3月に公表されており、そこでは大学総合教育研究センターによる「東京大学フューチャーファカルティプログラム」や「インタラクティブ・ティーチング」の実施が教員の教育能力の向上に貢献したことが、報告されています。

2015年10月には「東京大学ビジョン2020」が公表されました。
そこでも、教育活動の質をいっそう高め、その価値を掘り起こし可視化していく必要があることが宣言されています。