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インタラクティブ・ティーチング

スキルセッション

スキル5.交流編2:リアクションを生み出すために

映像をご覧の皆さん、こんにちは。インタラクティブ・ティーチングスキル・セッション5回目です。今日はリアクションを生み出すためにはということで進めてまいります。皆さん、こんにちは。
こんにちは。
今日はリアクションです。授業の中では学生のリアクションを引き出すことがたくさん出てきますよね。意見を言ってもらう。あるいは実際に前に出てきて発表してもらう。様々なリアクションがあります。でも突然、自分の意見を述べてくださいと言われると学生はびっくりしてしまいます。授業の導入部で学生のリアクションを引き出すための準備、ウォームアップのようなことをしていくことが重要です。どういったポイントに気をつけていけばいいのか、今日も劇を通して皆さんに気づいていただければと思っております。これから劇をご覧いただきますが、導入部分4つ、4つのポイントがあります。この4つのポイントを皆さん見つけられるかどうか、まずは考えて、そして皆さんから発言をしていただこうと思います。それでは今日もこのメンバーで、あるシチュエーションをご覧いただきます。それではお願いします。どうぞ。
ということで、総合芸術と呼ばれるものがあります。一つは映画、映画ですね。もう一つは舞台、で、この舞台の中でもミュージカルが一番総合的な芸術だと僕は思うわけです。ではここでですね、1つ意識調査をしてみたいと思います。まずミュージカルを見たことがある人。富永さんね、見たことがありますね。はい、O.K.です。じゃあ次はですね。ミュージカルは見たことがないけれども舞台は見たことがあるという方。
1回、1回、1回。
そうですね、ありがとうございます。
それでは、じゃあ映画だったら見たことはあるぞという方。そうですね、はい。
映画が、映画の方が一般的だとは思うんですが、実はこの映画にもなっているミュージカルの作品で、有名なウエストサイドストーリーというものがあるんですけども、その作曲家の名前が、先ほど言いました皆さん覚えてます。せーの。
レナード・バーンスタイン。
はい。レナード・バーンスタイン。今日はですね、このレナード・バーンスタインを皮切りに話を進めていきたいと思います。
はい。今の中に4つポイントがありました。リアクションを生み出すための準備です。さあ4つ、お隣同士でお話をしながら考えてみましょうか。はい、では30秒ほどお願いします。どうぞ。4つです。見つけやすいものもね、ありますけれども、難しいところもあるかと思います。

あと12秒です。3秒、2、1、はい。時間がまいりました。さあ、もしかしたら今日我々が用意した4つ以上に、皆さんの中に新しい気づきがあるかもしれません。そのあたりも期待して聞いていきたいと思います。ではこちらから順番に聞いていきましょう。答えたものは答えてはいけません。ということでそのチームが一番ハードルが高くなります。いきたいと思います。ではこちらから。はい、お願いします。
段階を踏んで質問がなされていた。
質問がなされていた。はい。手を挙げさせたりとか、そういうことですね。はい、ありがとうございます。
はい、お願いします。
移動することで目線を向けてもらって注目を集めていた。
移動する。はい、ありがとうございます。はい、ではお願いします。
せーのって言ってみんなで答えられるような雰囲気を作っていた。
はい、ありがとうございます。さあ、最後です。どうぞ。
早速名前を使っていた。
早速名前を使っていた。つまり宮崎さんとかそういう名前ですね。はい、素晴らしいですね。ありがとうございます。さあ、今日は我々が用意した4つの他に1つ出ましたけれども、そのあたりはまた補足で付け加えてみていきたいと思います。それでは、私たちが準備した答え、これを一つ一つ解説していきたいと思います。それではまたこちらにご注目をください。今、この劇が終わった状態になっておりますので、ここからまずは巻き戻しをしたいと思います。では巻き戻し、用意スタート。

はい、巻き戻りました。これに特に意味はございません。さあ、ここからです。ポイントを一つ一つ早回しで解説していきたいと思います。それでは1つ目のポイントまで早回しスタート。

はい、ストップです。ここが皆さんの中から出なかったポイント1なんですけれども、このしぐさです。しぐさ。ジェスチャーは大切ですよということをよく言われるかと思います。しかしですね、意味なく手を動かしてもこれはただ動きすぎて邪魔になるだけです。このジェスチャーにも意味があります。こちらとこちらのようにですね、目線を移動させることによって、まずは眼球のリアクションここからスタートさせます。ずーっとひとところ、同じ所で微動だにせず授業をしていますと目がずーっと動きませんので、当然面白くないです。場合によっては目が乾いてきます。そうならないためにもですね、目線を動かすようにジェスチャーを意識して作っていく。このように手もですね、意図的に使うことによってリアクションを生み出す、そういった準備に使えるわけです。これがまず1つ目。しぐさ、ジェスチャーの問題でした。では2つ目をご覧いただきます。どうぞ。

はい。これは答えが出ましたね。2つ目は動くです。アクションをすることによって、見てください、体の向きが変わっています。体がずーっと同じところにありますと当然疲れてきます。ですから学生の動きを誘導するように講師が動く、教員が動いてあげることが大事です。ただただ落ち着きなく動くのではなくて、学生の動きを誘導させるような動き、これを意識すると大変良いかと思います。2つ目は動く。では3つ目です。では続けます。どうぞ。

はい。3つ目も答えを言っていただきましたけれども、挙手ですね。段階的に質問をしていく。この挙手は巻き込むための一番初歩的なアクションテクニックになります。この挙手をするときもですね、講師、教員が自ら手を挙げてあげること、手を挙げることによってこの手の真似をする、だいたい教員のあり方というものが全部学生にうつりますので、このミラーの関係、ミラーリングなんて言いますけれども、自分がまずは動いてあげること。このことで学生の動きを誘発させるということを意識してみてください。それでは最後です。どうぞ。


最後はそうですね、言っていただきました。せーのと言ううことで、声を出させるということですね。このように声を出させるというのはですね、ちょっと子どもじみているなと思ったりすることあるかと思いますが、これは大人の方への研修でも非常に重要なことで、声を出させるということを最初にやりますと、後で何か隣で自己紹介をしてください、ご自分の意見をおっしゃってくださいと言ったときのずいぶんのウォーミングアップになります。ですから、そういう風に声を出させるということも最初のうちに是非やらせてあげてください。ここで大事なことは段階を踏んで行うということですね。心は急にフルスロットでは動きません。ですから最初は小さな目の動き、その後に体の動き、挙手という意思表示。そして声を出させる。これを段階を踏みながら徐々に徐々に皆さんの心と体を動かし、これを最終的には自分の意見を言うとか、人前に立つとか大きなリアクションに続けていただくと。こういったことを細かくデザインして授業を始められると、非常にスムーズに皆さんが参加していただけるかと思います。それでは今日もこのストップモーションほどいてみたいと思います。はい。それでは今日の講座を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

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