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インタラクティブ・ティーチング

スキルセッション

スキル4.交流編1:まずは自分の緊張をほぐす

皆さん、こんにちは。
インタラクティブ・ティーチング、スキル・セッション4回目の今日は、まずは自分の緊張をほぐす。このことをテーマに進めていきたいと思います。今日からは少し趣向を変えていきたいと思います。今日はあるシチュエーションを我々が演じてみて、それをご覧いただいたあとに何らかの気づきを得ていただく。そんな感じで進めていきたいと思います。皆さんもよろしいでしょうか。はい。
今日は、まずは自分の緊張をほぐすということですけれども、一番初めの授業のとき、あるいは一回こっきりの授業のときというのは学生も緊張していますが、我々教員も緊張するものです。この緊張をなるべく早い段階でほぐすこと。それには学生を巻き込み、たくさんの味方を作ることが大切です。では、どういったタイプの学生に声をかければいいのか、あるいはどのような声かけをすればいいのか。今日は初めての授業、初めの授業の様子をご覧いただいてそのあとにそのことについて考えてみたいと思います。
それでは今日はこちらの演劇スタイルで皆さんにその様子をご覧いただこうと思います。では初めての授業、進めていきたいと思います。それではお願いします、どうぞ。
こんにちは。
こんにちは。
渡辺修也と申します。よろしくお願いします。では、舞台を観る意義についてっていうのを皆さんとお話していきたいと思います。というのも僕は舞台俳優をやっておりまして、こういったことをお話して皆さんに舞台に観にきてほしいと思っております。では、さっそくなんですけれども一番前に座っていただいて、はい、すごい勢いでうなずいてね、いただいてありがとうございます。お名前は。
富永です。
富永さん。
はい。
はい、富永さんは舞台はよく観に行かれるんですか。
はい。
何かそんな感じのね、リアクションしていていただいてますけど。頻度でいうとどれぐらい。
1ヶ月に1回は観に行ってます。
1ヶ月1回、おっそれはすごいですね。どうもありがとうございます。今日はこのメンバーでは舞台が大好きな代表ということで、はい、すすめていきたいと思います。
はい、ストップがかかりました。さ、皆さんに質問です。今最初に声をかけたタイプの学生ってどんな学生だと思いますか。はい、ではどんな学生でしょうか。
はい、すごく前に出るのが得意な感じ。
はい、前に出るのが得意な学生さん。他に何かありますか。気づいた特徴。吉田さん、どうぞ。
はい、すごい意欲的な学生かなと思いました。
意欲的な学生、はい、いいですね。金子さんも。
そうですね、すごく意欲があってどんどんこう前向きに取り組んでいる学生だと思います。
はい、ありがとうございます。そうですね、皆さんから出たのを言いますと意欲がある学生。たいてい前に座っています。で、たいていの講座には前に座って熱心にこの講座を何か吸収したいなと思っている学生がいるものです。誰もいないっていう場合は悲しい講座だったということであきらめていただければと思いますが、必ずそういう学生はいますから安心してください。前にいて反応がいい学生ですね。あいさつをした時点でもう目が合っているとか、うなずきが多いとかそういった学生を見つけてまず声をかける。これはあいさつ程度でかまいません。そしてまずは明るい空気を作って自分も、そしてこのクラス全体の空気もリラックスするようもっていく。これがまずは最初の声かけになります。それでは、続きを見ていきたいと思います。
ということで、富永さんのような方ばかりであれば非常にうれしいんですが、なかなかこういった方は稀だと思います。なかなかそんなに、さっきからここで行けないよという声が聞こえてきますが。
行けないよ、行けない。
行けないですね。
なかなか難しい。難しいね。
なるほど。お名前は。
北村です。
北村さん。
はい。
北村さん、では行けない理由というのはいったい何でしょう。
いやだってなかなか時間もないしお金もないしね。そうそうそう。
時間もないしお金もない。
うん、ないないない、ね。ないね。
すごく同意を求めていますけど、お友達はお名前は。
大須賀、大須賀、大須賀。
大須賀さん。大須賀さんもなかなかこの2つは厳しい。
いやー。ね、厳しい。同じような身だから。
同じような身だから、結構厳しいと。
厳しい、厳しい。
なるほどね、全部答えていただいて。大須賀さんやっぱりない。
ないないない。なかなか大変だから。
ないですね。もう全部お友達が答えてくださってますけど、じゃあ北村さん、北村さん。
二人目、二人目のタイプですけれども、どんなタイプだったでしょうか。はい。
ずっと一人でお話になっている。
ずっと一人でお話になっている。丁寧な言い方をしていただきました。はい、どうでしょうか。
明るい。
明るい、いいですね。はい。どうでしょうか。
すごい自己主張が激しい。
自己主張が激しい。そうですね、二人目のタイプはですね、自分の意見をしっかり持ってると。ある意味このクラスを引っぱっているリーダータイプ、あとはムードメーカーになっていますね。こういうリーダーを見つけるのはですね結構簡単なんですが、割かしですね、自分の世界に入ってお話をしています。ですから私語をしていて最初はちょっと落ち着きがないかなと思ったりするんですけれども、実はこういった、こういったタイプの方はリーダーであることが多い。ですからそういう方のところに行って声をかける。で、今回声をかけるポイントなんですけれども自分の意見を述べてもらう。これとっても大切なリアクションの引き出し方です。単純なあいさつや単純な質問ではなくて自分はどう思っているのか。そしてそのリーダーシップをとってる人間の周りにはですね、そのリーダーに引っぱられていく学生がいることが多いです。ですからその周りも引き込むことによってクラス全体のムードを作っていくと。こういったことを意識して2番目の声かけが行われました。リーダーシップをとる人、あるいはムードメーカーの人を探す。これがとっても大切なことです。では、続きを見てみたいと思います。
さんのような方が、だいたい今の日本ではだいたい一般的だと思うんですね。なかなか行きたいけれども機会的にも金銭的にもなかなか難しいということだと思います。じゃあ、ちょっと質問を。急にクイズ形式でいきたいと思うんですけれども、お名前は。
宮崎です。
宮崎さん。宮崎さん突然ですが、歌とダンスとお芝居これらを融合させた演劇の中の1ジャンル、これいったい何でしょう。
ミュージカル。
ミュージカル、はい正解です。
そうなんです。それをミュージカルと呼んでいますが舞台をなかなかね、観に行くということもない中でもそれでも、実はミュージカルを観に行くというのが非常に私たちにとって影響が強くあるもので、それを是非行ってほしいと。この講座が終わるときには宮崎さんもミュージカルが観たくなる。はいね、そんな話をしていきたいと思いますので、どうぞ皆さんお付き合いをよろしくお願いします。
はい、3番目のタイプですけれども、どんなタイプだったでしょうか。どうぞ。
最初は本当に話しかけてほしくない。先生のことも見ないし、目線も合わせないようにはしていたんですけど、質問を先生がこう何度もしてだんだん答えれて拍手を得たりとかしたら教員のことを見るようになっていったっていう。
すばらしいですね。もう気づきのところまで意見を言っていただきました。ありがとうございます。はい。どうでしょうか。どんなタイプ、3番目の人ですね。
教員がきちんとやる気を引き出したりとかしたら、ついてきてくれそうな感じがします。
はい、はい。ありがとうございます。皆さん見ていただいてこの人に声をかけたのかと、自分が教員だったらひやっとする瞬間だったと思いますけれども、必ずこういうちょっとアンチな空気を出してる人、この講座にはあまり興味ないよっていうようなスタンスで座っている人がいます。奥に座っている、絶対に目が合わない。絶対にうなずかない。何だかつまらなそうにしている。こういった特徴の学生ですけれども苦手だなと思ってずっと声かけをしないとですね、どんどんと距離ができてしまいます。ですから最初のうちになるべくこういう方にも声をかける。で、声をかけるときの大切なポイントです。例えばその学生の個人的な考えや個人的な資質についての質問、これは別にとかですね、わかりませんという答えが返ってきます。ですからなるべく答えやすいクイズにして、そして答えを引き出してあげる。こういったことによって学生がこの場に参加しやすい空気を作ってあげます。で、またこれをすることによって全員が参加しなければ今日の講座は成立しないんだなっていうルールを作る。このことがとっても大切です。ちょっと苦手だなって思う学生であればあるほど事前に声かけすることをお薦めします。今日はですね、この講座この小さな空間でやりましたけれども、例えば50人いた場合もこの3つのタイプの学生というのは非常に目立っていることが多いです。ですからいち早くあいさつをしているとき、自己紹介をしているときにそういった学生を発見してこの声かけをしていくと。ということを皆さんトライしてみてください。また、授業が始まる前、皆さんがぞろぞろと集まってきたときにこの学生を見極めてお話をしておくことも有効です。このようにして学生を巻き込んで、是非皆さんが授業をしやすい空間、リラックスしたこう空間をなるべく早く作るようにしましょう。ではここでこのストップを解きたいと思います。はい。今日の演劇をしてくれたメンバーでございました。拍手をお願いいたします。
それではまずは自分の緊張をほぐして、今日の講座を終了したいと思います。どうもありがとうございました。

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