Utokyo faculty development東京大学

講座の成果

オンライン講座

受講者の概要

2014年11月19日に開講した「インタラクティブ・ティーチング」講座は、2016年2月時点(第1期~第3期)で43の国と地域より、2万名を超える方々に受講登録いただきました。
年齢層も10代前半から80代までと幅広く、ご職業やご専門も、大学院生や大学教員に限らず、初等中等教育段階の教師の方々や、民間企業で人材開発に携わっている方、医療や看護の分野で次世代の育成や教育を担っている方など、多岐にわたります。

受講者アンケートの結果

Q1.本講座の内容はあなたの受講目的や動機に適っていましたか?(N=1,048)

受講目的や動機に適っていたと回答した受講者が9割以上を占めています。
受講後アンケート結果
※第1期および第2期における受講後アンケートの結果に基づいています。

Q2. 本講座の内容は、受講登録当初に期待していた内容と比べて、いかがでしたか?

本講座の内容の充実度、学術性・専門性、実践性のそれぞれにおいて、「期待以上」あるいは「期待通り」の内容であると回答した受講者は9割以上にのぼっています。
第1期および第2期受講後アンケート結果
※第1期および第2期における受講後アンケートの結果に基づいています。

Q3.受講前と受講後の比較(N=788)

双方向型の(インタラクティブな)教育を実践する自信があるかどうかについて、受講前と受講後を比較すると、「とても⾃信がある」「⾃信がある」と答えた受講者の割合は3.3 倍に増加しました。
受講前と受講後アンケート抽出したデータ
※第1期および第2期において、受講前と受講後アンケートの両方に回答した受講者に限って抽出したデータに基づいています。

リアル・セッション

第1期および第2期受講後アンケート結果
履修証を受け取った第1期リアル・セッション
修了生のみなさんと講師・スタッフ

選考を経て、20名限定のリアル・セッション(対面型授業)にご参加いただいたオンライン講座修了者の方々も、20代から50代までと年齢層の幅は広く、多分野の知見を出し合って、ともに学び合う場をつくり上げてくださいました。

受講者の声

  • img01 基礎知識もないところからでしたが、毎週とても楽しく受講することができました。自分の今までおかれていた環境やしてきた教育を振り返ることができました。今後、試行錯誤しながら、よりよい教育の提供、さらにはより良い医療の提供ができるよう精進したいと思います。

    (神奈川県20代女性、大学院生)

  • ルーブリック1つ作成するにも、ディスカッション、実際に手を動かす、莫大な時間がかかっていると自分で作ってみて感じました。「東京大学」という日本最高の機関のコンテンツをこのように無料でだれにでも開かれているという状態をつくったチームのみなさまに心から感謝いたします。

    (東京都40代女性、大学院生)

  • 期待以上に充実かつ幅広い学びが得られた講座でした。今後、示された参考文献を読んだり、グラフィック・シラバスや構造化アカデミック・ポートフォリオの作成など学んだ内容を実践に移してみたりして、各セッションから得られた学びをより深めていきたいと思います。また、勤務校におけるアクティブ・ラーニング型授業の普及に関わる仕事をしているので、本講座から学んだことをもとに、他の教員の学びも促していきたいと思います。

    (石川県30代女性、大学常勤教員)

  • 全体として有意義だった。新しい知見が増えた。無料でこれだけレベルの高い講座が受けられてよかった。参考図書なども購入したので、これからもっと学んでいこうと思う。ルーブリックに沿ってレポートを作る&採点するというのも、体験できてよかった。もともとルーブリックのようなものは見たことがあったが、機械的な感じがして好きではなかった。しかし、学生にレポートを書かせるうえでの(学生自身の)尺度として使えると思い、勉強になった。

    (愛知県30代男性、大学常勤教員)

  • 受講して、授業設計の重要さとアクティブ・ラーニングが簡単な工夫で取り入れられることを知り、大変勉強になりました。また、教育を科学的に行っていくことの必要性や、新しい教育方法を学ぶことができました。さらに、最終課題の相互評価が、学習者のモチベーションや学習に大きな刺激を与えること、ルーブリックは学習者が学習を深めるために有用であることを知りました。本講座に大変感銘を受けています。

    (福岡県50代女性、大学常勤教員)

  • 私は26年実務経験をしたのち、大学教員となりました。したがって、教員としての学習はまったくしないままに、実践の場に立ち、非常に苦労しています。教授法についての書籍を何冊か読みましたが、まさにこのような学習機会を求めておりました。本当にありがとうございます。今回はこれから教員となる若い方を対象としていましたが、私のような実務家教員にも大変有益な内容でした。

    (神奈川県50代女性、大学常勤教員)

  • 学生の学びを引き出すためのデザインや、ポートフォリオなど教員自身のための基本的な学びがあり、網羅されていると驚きました。これからは多くのことを活かせるように自己研鑽していきます。

    (福岡県40代女性、大学非常勤教員)

  • はじめてMOOCという形態で学びました。続けていけるか不安だったのですが、講座内容がとてもおもしろかったため、最後までたどりつくことができました。

    (京都府20代男性、高校教諭)

  • img02 よい契機となりました。間違いなく、自分のひとつのターニングポイントです。

    (埼玉県40代女性、高校教諭)

  • 大学に限らず、これからの学校教育のあり方を教えてもらいました。受講期間が終わり、少し寂しい気持ちがします。本当に充実した講座内容でした。

    (アメリカ40代女性、高校教諭)

  • img03 最終レポートにも書きましたが、本講座のおかげでアクティブ・ラーニングを授業に取り入れることができるようになりました。ほんの数週間ですが、生徒集団は明らかに変化し、数値となって向上を確認できました。本当に感謝しています。なお、本講座の動画を各種研修に使わせていただきます。

    (東京都50代男性、高校教諭)

  • 初めてのMOOC講義でしたが、手探りしながらではありますが、楽しんで受講することができたのではないかと感じております。機会があればリアル・セッションも受講してみたかったです。栗田先生、中原先生、セッションに参加された大学院生の皆様、そしてスタッフの皆様、今回の講義を配信していただき本当にありがとうございました。修了証受講後も、講義動画は都度見直し、学びをより深めていきたいと思っております。

    (山形県30代男性、大学図書館職員)

  • 初めて受講させていただきました。東大の先生と聞いて、難易度が心配でしたが、とてもわかりやすく丁寧にご指導いただけて、毎週の配信が楽しみでした。

    (広島県40代女性、大学職員学生支援関係)

  • 講師3年目(社会人に美術・美術史を教えています)の自分にとって、このタイミングでこのような授業を受けられたことは非常に有意義で、気づきと学びと収穫が多く、受講して本当によかったです。

    (東京都30代女性、自営業/自由業)

  • とても充実した時間をいただきました。大学関係者ではない(行政の職員です)ので、講座後半は必要ないかなと思っていましたが、視聴してみると、事業の組み立てや評価など、参考になることばかりでした。

    (石川県40代男性、正社員)

  • 講座の解説者として、ご担当の栗田先生がお話をされて授業が終わるのではなく、受講生である大学院生の方々とアクティブ・ラーニングの手法を実践で取り入れられながら毎回の授業を進められている点から、アクティブ・ラーニングについて、より理解を深めることにつながりました。 また、講座も1つの視点からではなく、3つの視点に分けて構成されており、多視点からアクティブ・ラーニングについて学ぶことができました。

    (神奈川県30代女性、契約社員/派遣社員)

私の学習スタイル

  • 前川修一さん

    前川修一さん

    (明光学園中・高等学校 教諭)

    私の受講生活は波乱万丈でした。2学期は勤務校の予定もびっしり、とても続かないのではと不安でした。第1週こそ余裕の満点でしたが、第2週から仕事に追われはじめてテストをすっぽかし、第3週は月曜日が締切りと人に聞いて、朝からテストを解き始めたら終了時間の9:00がきました。第4週はボタンの押し間違いで1問目しか得点できず・・・。しかし、ようやくここから火がつき、第5週から第8週までは満点。最終レポート①の1点減を除いては、レポート②および③は満点をいただき、総点77点で通過しました。 学びの渦に巻き込まれるコースデザインの素晴らしさに驚嘆しています!私の課題は、やはり定着でした。ただ動画を見ただけではだめで、レポートを書くときに、既習事項を忘れていて痛感しました。振り返りができるように、メモやポートフォリオ化を進めておくことをおすすめします。
  • 松村佳世さん

    松村佳世さん

    (大学職員)

    私はスマホを持っていないので、仕事が終わったあとや週末に、自宅のパソコンを使って学習していました。忙しくてなかなか時間が取れないときは、2週間分を連休中に視聴することで、締め切りに追いつくことができました。 興味のあるところや分かりにくかったところは何度でも確認できるところがとても助かりました。また、ディスカッションボードで、同じ受講者の方と議論や質問ができることで興味が広がりました。 ちょうど、大学の授業をお手伝いすることになり、アクティブラーニングについて勉強しはじめたところだったので、話し方のコツや振り返りの重要さ、授業をいかにデザインするかなど、毎回の授業にそのまま生かせるヒントがたくさんあって、ワクワクしながら学ぶことができました。
  • 小林恭士さん

    小林恭士さん

    (宮城教育大学 理科教育講座 准教授)

    いつの時代も教師にとって変わらないもの。それは学生の成長を願うまなざし。そんなワクワクした瞬間に立ち会いたくて、私は「インタラクティブ・ ティーチング」を受講しました。デザインされた8週間のオンライン講義では、巻き戻し、一時停止など利用しながら「まるで自分も画面の中!」という感覚で受講することができました。 私たちの国、日本では「学びの在り方」がいま大きく変わろうとしています。「教師の在り方」にも変革が求められる中で、決して変わらない教師の姿、それは学び続ける教師像です。アクティブ・ラーニングの本質は、学び手が「学びの当事者」になって成長してゆくこと。そんなことを想いながら、私は教員養成の現場で「インタラクティブ・ティーチング」を実践しています。
  • 樋口隆史さん

    樋口隆史さん

    (大学図書館職員)

    専門や職種に限らず、後進を育てることを避けては通れないため、「教える」という仕事は必ずついて回ります。また、今日のビジネスの現場では、1人ですべての仕事を完遂する機会は減り、得意分野を持ち寄ってチームごと、あるいはプロジェクトごとに成果を出さなければならない機会が多くなっているのではないでしょうか。 本講座は「教えること」に携わるすべての方に向けたコンテンツとなっており、非常に理解しやすく、役立つ内容が満載です。講師と学生が「ともに学ぶ」ということを、オンライン講義のメリットを最大限に活かしながら可視化できる内容となっており、対話スキルの重要性の他、多くの気付きや学びを与えてくれます。今後、本講座で学んだ内容を「自身が経験してきたことをうまく相手に伝える」という場面などにおいて活用していきたいと考えています。

スピンオフ・プログラム

  • 2015年11月14日

    スキル・セッションショートプログラム 「ファシリテーション」

    スキル・セッションショートプログラム 「ファシリテーション」
    本講座スキル・セッション担当の藤田将範氏(音楽座ミュージカルの俳優/プロデューサー)を講師に迎え、ミュージカルの手法を使って「場を創る」ことをテーマに、新しい時代の学びの場を共に模索する体感型の4時間半となりました。 4種類のアイスブレイクを学び、オンライン講座で大反響だった自己紹介についてもトレーニングを行いました。声の出し方も、講師をつとめた音楽座ミュージカルの俳優からマンツーマンで学ぶことができました。正しい姿勢や美しい歩き方を教えてもらったり、今話題のインプロを体験したり、翌日から教育現場で役立つ内容でした。参加者全員でシーンを共に創りあげ、大団円を迎えました。
  • 2015年11月01日

    ナレッジ・セッションショートプログラム 「ルーブリック」

    ナレッジ・セッションショートプログラム 「ルーブリック」
    東京大学大学総合教育研究センターの栗田佳代子准教授と、河合塾開発研究職講師の成田秀夫氏が講師をつとめました。 オリエンテーションではオンライン講座での内容を振り返るとともに、ルーブリック作りのポイントをおさえました。ワークショップでは、初年次教育「ライティング科目」を例にとり、ルーブリックの作成をするプロセス全体を体験しました。また、このプロセスで見えてきた課題や問題を整理することで、参加者が利用する際に留意するポイントを共有することができました。

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